ハイロックス対策ができるジム・スタジオまとめ【都道府県別】

ハイロックス対策ができるジム・スタジオまとめ【都道府県別】

最終更新: 2026年9月17日

ハイロックス(HYROX)対策ができるジムは、公式のジム検索サイトで探すのが最短です。公式の加盟制度は「HYROXトレーニングクラブ」という名称で、加盟ジムの会員には大会の先行エントリー権が与えられます。加盟ジムが近くになくても、そり・スキーエルゴ・ローイングマシン・ウォールボール用ターゲットといった必要な設備の有無を見分けられれば、対策そのものは進められます。

この記事の要点

  1. 公式のジム検索は「HYROX Training Finder」で、ここが一次情報です
  2. 加盟ジムの会員には大会の先行エントリー権があります。日本大会は完売が続いているため、これは実利のある特典です
  3. 加盟ジムでなくても、8種目に対応する設備が揃っていれば対策は可能です

📮 掲載店舗・情報提供の受付について

本サイトでは、ハイロックス対策に対応した店舗情報の掲載を準備しています。掲載をご希望の事業者様、および「このジムに設備があった」という情報をお持ちの方からの情報提供を受け付けています。※都道府県別の店舗リストは、掲載許諾の取得と設備の確認が取れたものから順次追加します。

この記事の内容

ハイロックス対策のジムはどこで探せますか

公式のジム検索サイトは HYROX Training Finder(https://hyrox-training-finder.hyrox.com/ )です。地図上で現在地や任意の地点を指定し、半径を設定して検索します。HYROX Japan のサイトにあるジム検索ページも、現在はこのファインダーへ転送されます

検索結果には、加盟しているジムのほか、個人で登録しているコーチも表示されます。一覧の画面では両者が見分けにくいため、気になった施設は個別のページを開いて確認してください

公式が案内している準備の道筋は4つあります。

道筋内容探し方
ジムに通うHYROXトレーニングクラブ加盟ジムのグループクラスに参加するHYROX Training Finder
コーチをつけるHYROX Performance Coach に個別指導を受けるcoaches.hyrox.com
オンライン公式が提携するオンライントレーニングパートナー(21社)hyrox.com の該当ページ
動作を学ぶ認定コーチと組んで動作基準を身につける上記のいずれか経由

オンラインパートナー21社のうち Centr だけは「レース当日のパフォーマンスに向けた唯一の認定プログラム」と公式に記載されています。なお、HYROX自社名義の単独トレーニングアプリは確認できていません。

公式の加盟制度はどうなっていますか

ここは日本語の情報が混乱しやすい部分です。「HYROX Affiliate Gym」や「HYROX Gym」という名称の制度は公式には存在しません。 運営窓口は HYROX365 で、制度は次の4種類です。

正式名称対象主な内容
HYROXトレーニングクラブ(HTC)あらゆるジムグループクラス提供権、名称・ロゴ使用権、公式ジム検索への掲載、13週プログラムとWODアーカイブ、レースシミュレーションとPFTの開催権
HYROX Training Zone(HTZ)既存クラブの施設アップグレード公式のレース準拠環境。Centr と Concept2 の公式機材パック導入が必須
HYROX Training Club X(HTCx)HTZ導入済みのクラブ加盟の最上位。公式ジム検索で専用ピンと専用フィルタが付く
HYROX Performance Coach個人コーチ・パーソナルトレーナー個人向けの加盟。専用ディレクトリに掲載される

HTZ は施設側の要件が具体的で、4レーン16名構成で最小およそ199.5平方メートル(最小19m×10.5m)の面積が必要とされています。HTCx を名乗る施設は、レースに近いレイアウトで練習できる環境を持っていることになります。

加盟費用は HYROX Japan に掲載されている申込フォームによると、年額999ユーロ・四半期270ユーロ・月額90ユーロで、契約期間は常に12か月です

ブランドガイドラインでは、ジムが「HYROX Gym」「HYROX COACH」といった肩書を名乗ることや、事業名・ドメイン名にHYROXを入れることが禁止されています。「HYROX専門ジム」といった看板を鵜呑みにせず、公式ジム検索に載っているかで判断してください

加盟ジムに通うと何が得られますか

加盟ジムを選ぶ最大の実利は、大会の先行エントリー権です。

2027年1月開催の大阪大会では、HYROXトレーニングクラブ加盟ジム向けの先行エントリーが2026年9月8日18時に始まり、一般エントリーは2026年9月10日18時でした。一般開始後、多くのディビジョンが短期間で完売表示になっています。エントリーが取れなければ、どれだけ練習しても出場できません。48時間の差は小さく見えて、実際には出場可否を分けます。

もうひとつは、加盟ジムがレースシミュレーションとHYROXフィジカルフィットネステスト(PFT)を開催できる点です。PFTは公式の実力診断ワークアウトで、結果のタイムからどのディビジョンに出るかの目安が示されます。

PFTのタイム推奨ディビジョン
15〜25分プロ
25〜35分オープン
30〜40分ダブルス
35〜45分リレー

ただし公式は「ハイロックスにはタイム制限も参加資格もない」と明記しています。PFTはあくまで目安で、どのディビジョンを選ぶかは本人の自由です。日本国内でPFTがどのジムで受けられるかは未調査のため、通う候補のジムに直接確認してください。

日本にどれくらいの加盟施設がありますか

2026年9月16日に公式ジムファインダーで実際に検索した結果です。

検索地点半径表示件数
東京(東京駅周辺)25km70件
大阪(大阪市中心部)25km29件
東京・HTCx Certifiedフィルタ適用25km0件

3点、注意が必要です。

1つめは、この件数をそのまま「公認ジムの数」と読んではいけないことです。ファインダーの一覧は、ジムの加盟(HTC)と個人コーチの登録を区別せずに表示します。70件のうち何件がジムなのかは、1件ずつ開かないと分かりません。本サイトも現時点で全件の確認を終えていないため、「東京に公認ジムが70軒ある」とは書きません。

2つめは、最上位のHTCx認定は東京25km圏で0件だったことです。レース同等の設備を丸ごと備えた施設は、まだ日本にほとんどないという読み方になります

3つめは、札幌・福岡・名古屋など25km圏外の地域を調査できていないことです。都道府県別のリストは、公式ジム検索の実測と掲載許諾の取得が済んだものから順次追加します。

対策に必要な設備のチェックリスト

加盟ジムかどうかに関わらず、8種目に対応できるかは設備で決まります。本番の仕様を基準にしたチェックリストで、練習計画の全体像はハイロックスのトレーニング完全ガイドにまとめています。

種目必要な設備本番の仕様(オープン男女)
スキーエルゴConcept2 SkiErg1,000m・ダンパー6
スレッドプッシュ押せるそり+走行できる床50m・女子102kg/男子152kg(そり本体込みの総重量
スレッドプル引けるそり+ロープ50m・女子78kg/男子103kg(同上)
バーピーブロードジャンプ直線80mが取れるスペース80m
ローイングConcept2 RowErg1,000m・ダンパー6
ファーマーズキャリーケトルベル2個200m・女子2×16kg/男子2×24kg
サンドバッグランジサンドバッグ100m・女子10kg/男子20kg
ウォールボールメディシンボール+高さの取れるターゲット100回・女子4kg/男子6kg・ターゲット女子2.70m/男子3.00m
ラントレッドミルまたは屋外の周回コース1km×8本

レースで使われる機材のメーカーも分かっています。ローイングマシンとスキーエルゴは Concept2、そり・サンドバッグ・ケトルベル・ウォールボールとターゲットは Centr です。本番と同じメーカーの機材が置いてあるジムなら、当日の感触のズレは小さくなります

このうち日本のジムで最も見つかりにくいのがそりとスキーエルゴです。ウォールボールのターゲット高さ(男子3.00m)も、天井高の制約でクリアできない施設があります。

見学のときに何を確認すればいいですか

設備が「ある」ことと「使える」ことは別です。見学や体験時に、次を確認してください。

  • そりを押せる床の距離。そり自体があっても、走行距離が10m取れないジムは珍しくありません
  • そりに載せられる最大重量。本番はそり込みの総重量で女子102kg・男子152kgです。プレートの在庫が足りないと本番相当の負荷が作れません
  • スキーエルゴとローイングマシンの台数と混雑時間帯。1台しかなく常時埋まっている場合、1,000mの練習が計画通りに入りません
  • ウォールボールのターゲット高さ。ターゲットがなくても、壁に3.00mの目印を貼れる壁面があれば代用できます
  • ケトルベルの重量ラインナップ。24kgと32kgが2個ずつ揃っているかを見ます
  • サンドバッグの有無と重量。20kg・30kgは置いていないジムが多い部類です
  • ランの環境。トレッドミルの台数、または施設周辺で1kmを安全に走れるコースがあるか
  • 時間帯ごとの利用ルール。混雑時にそりやマシンの占有が禁止されていないか

そりを引きずる音や、ウォールボールを壁に当てる音を理由に、器具はあっても実質的に使わせてもらえないケースもあります。使用可否は必ず口頭で確認してください

クロスフィットボックスやファンクショナル系が候補になりやすい理由

公式は「どんな種類のジムでも加盟できる」としていますが、実際に対策しやすいのはクロスフィットボックスとファンクショナル系スタジオです。理由は設備の重なりにあります

クロスフィットで日常的に使う器具には、ウォールボール、ケトルベル、そり、ローイングマシンが含まれます。ウォールボールとバーピーは競技として頻繁に扱われるため、動作基準を見てくれるコーチがいる可能性も高くなります。ファンクショナル系やサーキット型のジムも、そりとケトルベルを備えていることが多い部類です。一方、マシン中心の大手フィットネスクラブは、ローイングマシンはあってもそりとサンドバッグが無い構成になりがちです。

なお、クロスフィットとハイロックスは似て見えますが、競技としての性格は異なります。違いはハイロックスとクロスフィットの違いで整理しています。

近くに対応ジムが無い場合はどうしますか

日本の加盟施設は都市部に偏っています。地方在住の場合、加盟ジムが片道1時間以上という状況も普通にあります。その場合の現実的な進め方は次の通りです。

  • ラン・ローイング・ウォールボール・ランジ・バーピーは、一般的なジムか自宅で十分に積み上げられます。この5つで8種目のうち大半の時間を占めます
  • そりが無い問題には代替種目があります。詳しくは普通のジムでできるハイロックス対策にまとめています
  • 器具がまったく無い場合でも、自重とランだけで完走ラインまで持っていく組み方はあります。自宅だけでハイロックスに備えるトレーニングを参照してください
  • 大会前に1回だけ、遠征して加盟ジムのレースシミュレーションに参加する。そりとスキーエルゴの感触を一度も知らずに本番に臨むより、リスクが大きく下がります

ジム選びで注意したいこと・加盟ジムが向かない人

加盟ジムが常に最適解とは限りません。

料金が上がる場合があります。 加盟には年額999ユーロ相当の固定費がかかるため、その分が会費やクラス料金に反映される施設もあります。

加盟=設備が揃っているとは限りません。 公式が「あらゆるジムが加盟できる」と明記している通り、HTC加盟の条件はプログラム提供の権利であって、そりやスキーエルゴの保有ではありません。設備が完全に揃うのはHTZを導入したHTCx認定の施設で、日本ではその認定が東京圏でも確認できていません。

通う頻度が上がらないなら加盟の意味は薄れます。 先行エントリー権のためだけに遠いジムへ入会すると、練習頻度が落ちて本末転倒になります。週2回以上通える距離かどうかを先に決めてください。公式が示す4つの道筋にはオンラインプログラムと個人コーチも含まれていて、ジム通いは必須ではありません。

よくある質問

Q1: 近くに公認ジムがなくてもハイロックスに出られますか?

A: 出られます。参加資格は「レース当日に16歳以上」であることだけで、ジムの所属は問われません。公式も「タイム制限も参加資格もない」と明記しています。設備が無い分は代替種目で補う前提で計画を立ててください。

Q2: 加盟ジムの会員なら必ずエントリーできますか?

A: 確実ではありません。先行エントリーは枠を先に買える権利で、枠そのものが増えるわけではありません。人気カテゴリは先行期間中に埋まることもあります。先行開始の日時を事前に把握しておく必要があります。

Q3: 公式ジム検索に出てくる施設はすべてジムですか?

A: 違います。一覧には個人のパフォーマンスコーチの登録も混在します。ジムか個人コーチかは個別ページを開いて確認してください。

Q4: HTCx認定のジムは日本にありますか?

A: 2026年9月16日に東京駅周辺25km圏でHTCx Certifiedのフィルタを適用したところ、表示は0件でした。他地域は未調査です。最新の状況は公式ジム検索で確認してください。

Q5: ジムを見学するとき、何を一番に見ればいいですか?

A: そりを押して走れる床の距離です。そりの有無だけなら他のジムでも見つかりますが、12.5mを押し切れる直線を確保している施設は限られます。次にスキーエルゴの有無と台数を見ます。

Q6: 東京でハイロックスの大会はありますか?

A: 過去の日本開催は横浜・大阪・千葉で、東京都内での開催は発表されていません。最新の状況はハイロックス東京開催の最新情報にまとめています。

まとめ

ハイロックス対策ができるジムは、公式の HYROX Training Finder で探すのが出発点です。加盟制度の正式名称は「HYROXトレーニングクラブ」で、会員には大会の先行エントリー権があります。日本大会が完売する状況では、この権利が入会理由として最も実利があります。

一方で、加盟していることと設備が揃っていることは別です。そりを押せる床の距離、スキーエルゴの台数、ウォールボールのターゲット高さ、ケトルベルとサンドバッグの重量を、見学時に自分の目で確認してください。

都道府県別の店舗リストは、掲載許諾の取得と設備確認が済んだものから順次追加します。掲載を希望する事業者の方、設備の情報をお持ちの方からの情報提供を受け付けています。

練習計画の組み方はハイロックスのトレーニング完全ガイドに、そりが無い環境での進め方は普通のジムでできるハイロックス対策にまとめています。器具がまったく無い場合は自宅だけでハイロックスに備えるトレーニングから始めてください。


※本サイトはハイロックス(HYROX)の非公式のファンサイトです。HYROXおよび関連する名称・ロゴは HYROX World GmbH の商標であり、本サイトは同社およびその関連会社とは一切関係がありません。大会日程・ルール・料金は変更される場合があります。最新かつ正確な情報は公式サイトをご確認ください。

※本記事は医療・健康上の助言ではありません。持病のある方、体調に不安のある方は医師に相談のうえ運動してください。

※本記事のジム件数は2026年9月16日に公式ジムファインダーで実測した表示件数で、加盟階層を区別していません。加盟制度の内容と費用は HYROX365 および HYROX Japan の掲載内容に基づきます。種目の仕様は HYROX SINGLE RULEBOOK 26/27 に基づきます。いずれも変更される場合があります。

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