最終更新: 2026年9月17日
ハイロックス(HYROX)のリザルトは、大会終了直後に results.hyrox.com で公開されます。ここで総合タイムに加えて、8種目それぞれの所要時間、ランのラップ、ロクスゾーンの通過時間、ディビジョン内の順位と年齢区分別の順位を確認できます。千葉大会や大阪大会など日本開催分も同じサイトに掲載されます。
この記事の要点
- 入口は results.hyrox.com です。大会を選び、氏名かゼッケン番号で検索します
- 総合タイムだけでは次につながりません。種目別タイムを中央値と並べると弱点が1つに絞れます
- ペナルティは大会終了後に加算されることがあります。直後の表示が最終確定とは限りません
リザルトはどこで確認できますか
公開先は results.hyrox.com です。世界中の大会が1か所に集約されていて、日本の大会も海外の大会も同じサイトで検索できます。検索の手がかりは氏名とゼッケン番号で、同姓同名が混ざる大会ではゼッケン番号のほうが確実です。
レース前の情報は別サイトです。誰が何時のウェーブで走るかをまとめたスタートリストは startlist.hyrox.com で公開されます。
日本大会を探すときは、大会名にタイトルスポンサーが入る点に注意してください。千葉大会は「AirAsia HYROX Chiba」、2027年の大阪大会は「BYD HYROX Osaka」のように、先頭がスポンサー名で始まります。
リザルト画面には何が表示されますか
表示は大きく4つに分かれます。
| ブロック | 内容 | 何が分かるか |
|---|---|---|
| 総合タイム | スタートからフィニッシュまでの所要時間 | 全体の位置づけ |
| 種目別スプリット | 8種目それぞれの所要時間 | どの種目で時間を使ったか |
| ロクスゾーン | 種目とランをつなぐ移動エリアの通過時間 | 動きの段取りの良し悪し |
| 順位 | ディビジョン内順位と年齢区分別順位 | 同条件の相手との比較 |
順位は2系統あります。ディビジョンごとのタイム順に加えて、年齢区分別のランキングが付きます。年齢区分は16〜24歳の枠から85〜89歳まで5歳刻みで、レース当日の年齢で決まります。ダブルスは2人の平均年齢、リレーは4人の平均年齢です。総合順位が真ん中でも年齢区分別では上位ということが起こるため、初出場の評価は年齢区分別で見たほうが実態に近くなります。
自分のタイムはどう読み解けばいいですか
手順は3つです。種目別のタイムを書き出し、中央値と並べ、差が大きい種目を1つ選びます。
下の表は、HyroxDataLabが公開リザルト(ソロ39万5,452件、シーズン7・8)を集計した種目別の中央値です。HYROX公式は種目別の平均タイムを公表していないため、以下はすべて第三者集計です。
| # | 種目 | 男性 中央値 | 女性 中央値 |
|---|---|---|---|
| 1 | スキーエルゴ | 4:29 | 5:11 |
| 2 | スレッドプッシュ | 3:04 | 2:55 |
| 3 | スレッドプル | 5:03 | 5:46 |
| 4 | バーピーブロードジャンプ | 5:22 | 6:24 |
| 5 | ローイング | 4:49 | 5:25 |
| 6 | ファーマーズキャリー | 2:09 | 2:17 |
| 7 | サンドバッグランジ | 5:13 | 5:07 |
| 8 | ウォールボール | 6:52 | 6:30 |
ディビジョンごとに重量が違うため、男女の数字を直接比べても意味がありません。自分と同じ性別の列だけを見てください。
差が大きい種目を選ぶときは、種目ごとの伸びしろも考える必要があります。同じ集計で選手間のばらつきを見ると、開きがまったく違います。
| 種目(男性) | 上位25% | 中央値 | 下位25% |
|---|---|---|---|
| ウォールボール | 5:35 | 6:52 | 8:43 |
| バーピーブロードジャンプ | 4:22 | 5:22 | 6:41 |
| スレッドプル | 4:15 | 5:03 | 6:10 |
| サンドバッグランジ | 4:23 | 5:13 | 6:19 |
| スキーエルゴ | 4:16 | 4:29 | 4:45 |
| ローイング | 4:33 | 4:49 | 5:09 |
ウォールボールは上位25%と下位25%で3分以上開きます。一方でスキーエルゴとローイングは30秒程度しか動きません。マシン種目で中央値より遅くても、そこを削って稼げる時間は限られています。練習時間を振り向けるなら、開きの大きい種目のほうが効率がよくなります。
同じ集計でウォールボールは平均7分28秒と8種目中もっとも長く、最短のファーマーズキャリー(平均2分22秒)の3倍以上でした。リザルトで突出していても珍しいことではありません。
ロクスゾーンの時間からは何が分かりますか
ロクスゾーンはランと種目をつなぐ移動エリアで、ここでの時間もすべて完走タイムに含まれます。給水もこのエリアの通過時に提供されます。
HyroxDataLabがHYROX Utrechtの825名を分析したデータでは、完走レベルによって合計時間がはっきり分かれました。
| レベル | 完走タイム | ロクスゾーン合計 | 1回あたり |
|---|---|---|---|
| エリート | 1:10未満 | 3:41 | 28秒 |
| 上級 | 1:10〜1:20 | 4:33 | 34秒 |
| 中級 | 1:20〜1:30 | 5:19 | 40秒 |
| レクリエーション | 1:30以上 | 6:58 | 52秒 |
レクリエーション層はエリートより3分17秒多く費やしていました。全体平均は男性5分57秒、女性6分34秒です。筋力も心肺機能も変えずに縮められる時間が3分前後あるという意味になります。
ただしこれは1大会825名のサンプルで、会場によって移動距離も変わります。絶対値を比べるより、自分の8回分の内訳を見て後半だけ極端に伸びていないかを確認する使い方が現実的です。
ランのラップはどう見ればいいですか
ランは1km×8本で全ディビジョン共通です。第三者集計では、平均的な選手は1本目から8本目にかけておよそ1分30秒/kmペースが落ち、ラン8本目の平均ペースは男性6分10秒/km、女性6分38秒/kmでした。
見るべきは落ち幅です。差が1分30秒/kmより明らかに大きければ序盤が速すぎたと判断でき、落ち幅が小さく全体として遅い場合はラン自体の持久力が伸びしろです。同じ完走タイムでも、この2つでは次にやる練習が変わります。
リザルトが出ない・想定と違うときは何が起きていますか
| 表示 | 意味 | 背景 |
|---|---|---|
| DQ | 失格 | 種目を丸ごと飛ばす、種目を完了せずに離れる、重量を間違える、レーンやラップが足りない行為が該当します。リザルトデータは受け取れず、全ランキングから除外されます |
| DNF | 完走扱いにならない | 種目を完了しなかった場合です。タイムは出ませんが、レース自体は続けられます |
| DNS | 出走扱いにならない | 計測チップを着けずに走った場合です。チップは足首に装着する決まりです |
| タイムが後から変わった | ペナルティの反映 | ペナルティは大会終了後48時間以内に追加・修正されることがあります |
ペナルティは最終タイムへの加算として処理されます。26/27シーズンのルールブックに「ペナルティボックスで待機する」という運用は出てきません。表示が体感より長い場合は、加算が入っている可能性があります。初出場で踏みやすいのはロクスゾーンのIN/OUTアーチの逆走で、1回につき2分です。ランのラップ不足は会場の構成によって3分・5分・7分、1ラップ構成の会場では失格になります。
リザルトの数字から分からないこと
使う前に限界を把握しておくほうが誤読を防げます。
- 会場差が補正されていません。 ロクスゾーンの移動距離やランコースのラップ構成は会場ごとに違います
- 混雑状況は数字に現れません。 種目エリアの順番待ちやランコースの混み具合は記録に含まれません
- 中央値との比較は平均的な出場者との比較です。 出場者層は大会ごとに変わります
- 公式が平均タイムを公表していません。 ここでの数値はすべて第三者集計で、母集団の取り方が変われば数字も動きます
落ち込むための材料には向きません。1つの種目を選んで次の練習を決めるために使ってください。
よくある質問
Q1: リザルトはいつから見られますか?
A: 大会終了直後に results.hyrox.com で公開されます。ただしペナルティは大会終了後48時間以内に追加・修正されることがあるため、直後の表示が最終確定とは限りません。
Q2: 千葉大会の結果はどこで探せばいいですか?
A: 日本の大会も results.hyrox.com に掲載されます。大会名にタイトルスポンサーが入るため、「AirAsia HYROX Chiba」の表記でも探してみてください。ゼッケン番号での検索が確実です。
Q3: 年齢区分別の順位はどう決まりますか?
A: レース当日の年齢で決まります。16〜24歳から85〜89歳まで5歳刻みです。ダブルスは2人の平均年齢、リレーは4人の平均年齢で判定されます。
Q4: 自分のタイムは速いほうですか?
A: 第三者集計では、オープンシングルの平均完走タイムは男性が約1時間35分、女性が約1時間50分とされています。初出場の目安はこれより後ろで、男性2時間・女性2時間15分以内なら十分に完走圏内です。詳しくはハイロックスの平均タイムと完走目安にまとめています。
Q5: ロクスゾーンの時間だけ極端に長いのはなぜですか?
A: 移動そのものより、給水や装備の扱い、次の種目への入り方で時間を使っているケースが考えられます。第三者データではレクリエーション層とエリートで3分17秒の差がありました。
Q6: 種目別スプリットが表示されない場合はどうなりますか?
A: 計測チップの装着位置が正しくないと、記録が無効または不完全になる恐れがあります。チップは足首に装着する決まりです。不備があると思われる場合は大会の公式サポート窓口に問い合わせてください。
まとめ
リザルトは results.hyrox.com で公開され、総合タイム・種目別スプリット・ロクスゾーン時間・順位の4つを確認できます。総合タイムだけを眺めても次につながりません。種目別タイムを中央値と並べ、差が大きい種目を1つ選ぶところまでやると、次の練習が具体的に決まります。ロクスゾーンは体力を上げなくても縮まる部分で、ランは8本の落ち幅からペース配分の問題か持久力の問題かを切り分けられます。
タイムの水準はハイロックスの平均タイムと完走目安を、8種目の仕様はハイロックス8種目一覧を、練習の組み立てはハイロックスのトレーニング完全ガイドを参照してください。次に出る大会はハイロックス日本大会の日程・開催地一覧で確認できます。
※本サイトはハイロックス(HYROX)の非公式のファンサイトです。HYROXおよび関連する名称・ロゴは HYROX World GmbH の商標であり、本サイトは同社およびその関連会社とは一切関係がありません。大会日程・ルール・料金は変更される場合があります。最新かつ正確な情報は公式サイトをご確認ください。
※本記事のルール・ペナルティは HYROX SINGLE RULEBOOK 26/27 に基づきます。ルールブックは毎シーズン改訂されます。種目別タイム・ロクスゾーン時間・平均完走タイムは HyroxDataLab による公開リザルトの第三者集計で、HYROX公式が発表した数値ではありません。
